Linux/98 の確認されている問題

β-016 のインストールディスクで起動したが、grub のメニューが表示されない (1999/3/09)

申し訳ありません。 grub の設定に誤りがありインストールディスクの メニューが読み込めなくなっていました (インストールディスクを立ち上げると コマンドラインモードになりプロンプト `command>' が表示されて しまいます)。お手数ですが、 β-016 の修正のお願い のページをご参照のうえ修正をお願いします。

beta-011-beta-012.diff.gz のパッチがうまく当たらない (1999/1/14)

古いバージョンの patch コマンドでは、正常にパッチを当てることができ ません。 version 2.5 以降の patch コマンドを使うか、再度このパッチをダ ウンロードしてください。なお、1999/1/15日以降にダウンロードしたパッチ では、この問題は解決されています。

beta-008-beta-010.diff.gz のパッチがうまく当たらない (1999/1/14)

一部のシェルビルトインの echo コマンドは "-e" オプションを解釈できません。 そのため、
PREPATCH: echo -e ',s/\r$//\nwq' | ed bootsect.S
をそのまま実行すると、うまく動作しないことがあります。
/bin/echo -e ',s/\r$//\nwq' | ed bootsect.S
とするか、 lx98patch.sh を使ってください。

フロッピードライバの致命的なバグ (1998/11/08)

β-009 以前ではエラー発生中にフロッピーディスクの交換を行ったとき、 β-010 および β-011 では常に、フロッピーディスクの交換が正しく検出されません。

フロッピーディスクの交換が正しく検出されないと、 メモリ上のディスクキャッシュと、 ドライブに入っているディスクの内容に矛盾が生じます。 この状態でディスクに書き込みを行うと、 確実に内容が壊れます。

対策としては、カーネル起動時に次のオプションを与えてください。
floppy=broken_dcl
これにより、フロッピーディスクのアクセス性能は落ちますが、 ディスクキャッシュに矛盾が生じることは無くなります。

ロードアベレージが常に1以上である。 (1998/10/19)

2.1.57に元からあるバグで、 NFSマウントをおこなうとロードアベレージが上昇したままになることがあるようです。
現在のところ対策はありません。

XF98_MGA の動作中にカーネルメッセージが出力されるとハングアップする (1998/09/19)

カーネルのコンソールへの文字出力にバグがあったためです。 カーネルのバージョンを β-015 以降にアップデートしてください。 (1998/12/26)

カーネルメッセージをコンソールに出力しない設定にすることにより、 とりあえずハングアップは回避できます。次のコマンドを実行してください (root でないと実行できません)。

# dmesg -n 1

β-009 の C-Bus Ethernet Board Support に必要なファイルが不足している (1998/09/19)

net/ethernet/eth.c が PC-9800 に対応していません。 1 枚の特定のボードを使う場合は、問題なく動作します。 起動時のカーネルオプションが正しく設定されない可能性があります。
この問題は、 β-010 では修正されています。

一部の機種で、起動が極端に遅い件について (1998/07/25)

起動時の画面で、

NEC PC9821 normal system clock = 5MHz

この症状が発生する (ひどい) のは、IDE HDD を塔載している 比較的初期のマシンであると思われます。 具体的には、A-Mate、B-Mate など、IDE HDD が、1 台または、2 台しか 繋がらない機種がこれに該当するようです。

この問題は、β-009 以降のカーネルでは、解決されています。 (1998/09/19)

※ Uncompressing Linux... が表示されてから時間がかかるのは、 CPU のパワーが不足しているためです。

Linux PC-9800 HOWTO (98HOWTO)の内容が事実と異なる

申しわけありません。リリースに間にあわなかったので、 α配布の時のドキュメントを一部変更して付けています。
現在更新中ですので、最新版を
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/pessi/
から入手してください。

時刻について

時々、20?? 年になることがあるようです。 詳しいことは不明です。

55互換ボード用のカーネルで起動できない

β1リリース直後の scsi55.img のみ設定が誤っており、 486 以降のマシンでないと起動できないことが判明しました。 β2のイメージを使用してください。

(ご指摘をいただいた樽石 将人様に感謝します。)

lx98-b01.tgzのカーネルをコンパイルしても動かない

linux/devices/block/genhd.cが古くて、 正しくパーティション認識をすることができないためです。 新しい Version のものをご利用下さい。

slackwareのsetupの途中でmtabが書けないと言って失敗する

これは、fdisk98を実行した後、 パーティション再認識がうまくいかないことがあるためです。 回避方法としては、fdisk98を実行後に一度リブートしてください。 詳しくは、パッケージ内にあるインストールガイド(document/install.txt) をご覧ください。