# This version of the Linux/98 kernel configuration help texts # corresponds to the kernel version 2.2.x # # この Linux/98 カーネル・コンフィギュレーション・ヘルプ文書は, # カーネルバージョン 2.2.x 用です. # NEC PC-9800 support CONFIG_PC9800 NEC の PC-9800 シリーズをサポートします. あなたのシステムが NEC PC-9800 シリーズの場合は Y と答えて ください。 (注: NEC の PC98-NX シリーズの場合は N と答えてください) ここで Y と答えると、できるカーネルは PC-9800 シリーズでし か動かなくなります - 通常の PC/AT (PC98-NXシリーズも含みま す)では動きません。 このヘルプファイルに用がある人なら普通 Y と答えるでしょう :-) Use new gas-based boot code CONFIG_PC9800_BOOT24 ブートコードを、2.4 系列のカーネルで使用されている、gas ベー スのものに変更します。 新しい IDE ドライバを使用する場合、正しいドライブ情報を得 るためにこの新しいブートコードが必要です。 IDE I/F を使用するのでなければ N と答えてください。 Use new io-region resource manager CONFIG_RESOURCE98 98独自の「奇数のみ/偶数のみのI/Oポートアドレス予約」に対応 します。 このオプションを有効にしてコンパイルされたカーネルと、この オプションを無効にしてコンパイルされたモジュールは互換性が ありません(逆もダメです). 従って,この設定を変更した場合はモジュールの再コンパイルが 必要になります. また,このオプションを有効にした場合,/proc/ioports の出力 フォーマットがオリジナルから若干変更されます. /proc/ioports のフォーマットに依存しているアプリケーション は動作しなくなる可能性があります. よくわからなければ N と答えて下さい. NEC-9801/21 series hardware CONFIG_PARPORT_98 (98スタイルハードウェア) PC-9800シリーズのパラレルポートを使用するなら Y と答えて下 さい.PC-9821シリーズを含め,すべての世代のPC-9800シリーズ のパラレルポートに対応します. このプログラムもモジュールとして利用できます。モジュール (すなわち、実行中のカーネルに必要に応じてドライバを組み込 んだり取り除いたりすることが可能) にする場合は、ここで M と答え、さらにDocumentation/modules.txt に目を通してくださ い。モジュールの名はparport_pc.o になります。 よくわからなければ Y と答えてください。 ただし、EPSON製など,一部のプリンタを接続して使用する際に、 このドライバでは不具合がでる場合があります. その場合は,ここでは N と答えて, "NEC PC-9800 old-style printer port support" に Y と答えてください. よくわからなければ Y と答えて下さい. PC-9800 GDC text console CONFIG_GDC_CONSOLE (GDCのテキストコンソール) ここで Y と答えると,一般的な PC-9800 シリーズのテキスト画 面を扱えるようになります.現在の Linux/98 は,これがないと 通常のコンソールが使えません. Y と答えましょう. printk() default loglevel CONFIG_PRINTK_DEFAULT_LOGLEVEL カーネルが出力するメッセージの標準の(printk で KERN_XXX を指定しなかった場合の)ログレベルを設定します. オリジナルでは 4 固定ですが,古い Slackware や Plamo Linux の標準設定ではレベル 4 のメッセージが記録されない(なんて こった!) ので,Linux/98 では 6 を使用しています. 通常は変える必要はないでしょう. # * backword compatibility * # In the newest source, this configuration is obsoleted by # CONFIG_PC9800_LPLOG Printout printk() to printer CONFIG_PRINTK_PRINTOUT Y と答えると,カーネルが出力するメッセージがプリンタに 同時出力されるようになります. カーネルのデバッグ用です. 通常は N と答えてください. Debug kernel log to printer CONFIG_PC9800_LPLOG Y と答えると,カーネルが出力するメッセージをコンソールと 同時にプリンタにも出力することができるようになります. カーネルのデバッグ用です. 通常は N と答えてください. Debug kernel log to UCG-RAM CONFIG_PC9800_UCGLOG Y と答えると,カーネルが出力するメッセージを外字定義用RAM (UCG-RAM)に保存することができるようになります. カーネルのデバッグ用です. 通常は N と答えてください. New PC-9800 internal IDE Driver (EXPERIMENTAL) CONFIG_BLK_DEV_IDE_PC9800 Y と答えると、2.4 系列で使用されている新しい IDE ドライバ が有効になります。 N と答えると 2.1 系列由来の古い IDE ドライバが使用されます。 よくわからなければ N と答えましょう. I-O DATA IDE-98 support CONFIG_BLK_DEV_FIDE (IDE-98 のサポート) あなたが I-O データの IDE-98 を持っている場合は,ここで Y と答えてください. (注意) ここで Y と答えると、できるカーネルは普通の98の内蔵 IDE I/F を扱えなくなります。つまり、IDE-98 と内蔵 IDE I/F を同時に Linux/98 で使用することは(現時点では)できません。 よくわからなければ N と答えましょう. default blank interval(minutes) CONFIG_DEFAULT_BLANKINTERVAL Linux のコンソールは,一定時間入力がないと自動的に画面を消 すスクリーンセーブ機能を持ちます. この機能が動作するまでの時間(の初期値)を分単位で指定します. この時間は起動後にユーザが自由に変更することも可能です. 通常は変える必要はないでしょう. Support MC16550II CONFIG_MC16550II あなたが MC16550II を持っている場合は,ここで Y と答えてく ださい. よくわからなければ N と答えましょう. MC16550II shared IRQ (3, 5, 6, 12) CONFIG_MC16550II_IRQ 誰かヘルプを書いてください (^^;) MC16550II base address CONFIG_MC16550II_BASE 誰かヘルプを書いてください (^^;) NEC PC-9800 old-style printer port support CONFIG_PC9800_OLDLP PC-9801 の(9821でない)プリンタポートにプリンタを接続 したければ Y と答えてください. このドライバは PC-9821 シリーズのプリンタポートも扱えます が,プリンタしか接続できません. あなたのシステムが PC-9821 系列で,パラレルポートにプリン タ以外の機器も接続したい場合は,ここでは N と答えて, "NEC-9801/21 series hardware" の項で Y と答えてください. このドライバは,モジュール (動作中のカーネルにいつでも組み 込んだり取り外したりできるコード) としてコンパイルすること も可能です.もしモジュールとしてコンパイルしたいならば,M と答えて,Documentation/modules.txtを読んでください. NEC PC-9800 C-bus cards CONFIG_NET_CBUS (Cバスのイーサネットカード) お使いの(イーサネット)ネットワークカードについてまだ全然ふ れられていなくて,カードがCバス(汎用拡張スロット)接続の場 合は Y と答えて,Documentation/networking/PC9800.txt を読 んでください. 注意:この質問に Y と答えてもカーネルにドライバが組みこま れるわけではありません.N と答えると,Cバスネットワークカー ドに関する質問をスキップするだけです.Y と答えると,後述の 質問でカードに関して尋ねてきます. Most NE2000-based Ethernet support CONFIG_NE2K_CBUS (大半のNE2000ベースのイーサネットボードのサポート) このタイプの(イーサネット)ネットワークカードをお持ちなら Y と答えて Documentation/networking/PC9800.txt を読んでくだ さい. PCI NE2000 カードを持っている場合 *も*,ここで Y と答えな さい.ここで有効になるドライバは PCI 接続のNE2000互換カード にも対応しているが,ここで有効になるドライバを使用すると "PCI NE2000 support" で有効になるドライバは使用できなくなる. (for 2.4.x kernel) しかしながら,PCMCIA接続の NE2000 互換 カードを持っている場合は,ここで Y と答えては *ならない*. ここで有効になるドライバを使用すると "Pcmcia NE2000 compatible support" で有効になるドライバは使用できなくなる. このドライバはモジュール(動作中のカーネルに必要に応じて組 みこんだり取り外したりできるコード)としてコンパイルするこ とも可能です.モジュールとしてコンパイルしたい場合は,ここ で M と答えてDocumentation/modules.txt と Documentation/networking/net-modules.txt を読んでください. モジュール名は ne.o になります. CNET98EL_IO_BASE(aaed or 55ed) CONFIG_NE2K_CBUS_CNET98EL_IO_BASE (C-NET(98)E または L のI/Oベース) これは Contec C-NET(98)E(または L) の I/O ベース・アドレス です.aaed または 55ed でなければなりません. どちらに設定すべきかは,あなたが持っているボードの設定に よります.ボードのマニュアルを参照して確認してください. よくわからなければ aaed のままにしておいてください. NEC PC-9801-55 SCSI support CONFIG_SCSI_PC9801_55 (PC-9801-55 及びその互換ボードのサポート) もしあなたが Cバス接続で,PC-9801-55 と互換性のある SCSI I/Fボード(いわゆる「55互換SCSIボード」)をお持ちなら,Y と 答えてください. (98用のCバス接続のSCSI I/Fボードの大半は 55 互換ボードです) また,あなたのシステムが PC-9801DA など,SCSI接続の内蔵HDD を塔載しているPC-9801系列の機種(PC-9821は除きます)の場合も Y と答えてください. よくわからなければ N と答えてください. NEC PC-9801-86 PCM support CONFIG_SOUND_PC9801_86 (PC-9801-86 及びその互換サウンドボードのサポート) もしあなたが Cバス接続で,PC-9801-86 と互換性のあるサウン ドボード(いわゆる「86互換音源」)をお持ちなら,Y と答えてく ださい. PC-9801-86 I/O base CONFIG_PC9801_86_BASE 誰かヘルプを書いてください (^^;)