Last modified: Fri Jul 7 2000

概要

Plamo Linux/98 1.4.1〜1.4.4 に採用されている Linux/98 カーネルは、 FAT32パーティションを持つIDE ディスクを正常に認識することができません。 Linux/98 メーリングリストで、 これに対処したインストール用ブートフロッピィイメージが作成されましたので、 ここで公開させていただきます。


ダウンロード


注意

セットアップ中に「カーネルのインストール」で、 「インストール済みのカーネルを使用」すると、ハードディスクから 再起動すると、やはり、 FAT32パーティションを持つIDE ディスクを正常に認識することができません。 そこで、カーネルをインストールに使用したブートフロッピーディスクから インストールしてください。

ただし、PPxPを使うには、カーネルとuserlinkの再コンパイルが必要になります。 Plamo Linux の CD-ROM からインストールされるカーネルソース (/usr/src/ に圧縮されたアーカイブとして、 もしくは展開されてインストールされます)は、 Rev.18 以前のものなので、これをそのままコンパイルしたカーネルは、 やはりFAT32パーティションを持つ IDE ディスクを正常に認識できません。 再コンパイルする前に、 このウェブサイトからカーネルの更新用差分ファイルを入手のうえ、 この差分ファイルでカーネルソースをバージョンアップしてから、 カーネルをコンパイルしてください。

なんだか面倒だなと思われる方で気の長い方は、 Plamo Linux で正式に対応されるのをお待ちになってもいいかもしれません。


動作確認状況

報告1
機種:PC-9821RsII26
HDD:内蔵PCI(AHA2940U相当と思われます。)オッケーでした。
CD-ROM:内蔵ATAPI(CD/PDドライブ)オッケーでした。
ネットワーク:内蔵100M (IntelExpressPro)認識はしたが、テストは
していません。
結果:Plamo 1.4.4 インストール成功 (お勧め Desktop Wnn)

報告2
機種:PC-486NAT
HDD:内蔵IDE 2G オッケーでした。
CD-ROM:Cバス55互換ボードに接続 オッケーでした。
ネットワーク:接続していません。
結果:Plamo 1.4.1 (Linuxインストールキット) インストール成功 (お勧め mini)

報告3
機種:PC-486NAT
HDD:内蔵IDE 2G オッケーでした。
CD-ROM:NFS 経由(サーバ側は Linux/98 2.1.57 に PCMCIA ethカード)
ネットワーク:ICM NB-ET-T (Cバス用のボード互換・ノート拡張バス接続)
結果:Plamo 1.4.3 (UnixUser) インストール成功 (お勧め Note Wnn)
備考:カーネルはインストール用フロッピーからインストールしたが、
PCMCIA-CS は使用できている。でも PPxP(userlink) は、やっぱり
そのままでは動作しない。

報告4
機種:PC-9801RsII26
HDD:内蔵PCI(AHA2940U相当と思われます。)オッケーでした。
CD-ROM:NFS 経由(サーバ側は Linux/98 2.1.57 に PCMCIA ethカード)
ネットワーク:内蔵100M (IntelExpressPro)
結果:Plamo 1.4.3 (UnixUser) インストール成功 (お勧め Desktop Canna)