Ruby Refactoring Browser Emacs Interface Manual

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README.jaを見てください。

基本

M-x 関数名 でリファクタリングを実行できます。指定するパラメータは だいたいタブキーによる補完が可能です。それができないのは 以下のリストの「指定するパラメータ」の中で、「新しい」と付いている ものです。

また、M-x rrb-undoで直前のリファクタリングをもとに戻せます。

リファクタリングのリスト

ローカル変数名の変更

emacsでの関数名

rrb-rename-local-variable

機能

ローカル変数の名前を変更する。

指定するパラメータ

注意

とくになし

インスタンス変数名の変更

emacsでの関数名

rrb-rename-instance-variable

機能

インスタンス変数名を変更する。

指定するパラメータ

注意

指定したクラスのスーパークラスで同じ名前のインスタンス変数を使って いる場合は、そのクラスのサブクラスすべてで変数が変更される。

クラス変数名の変更

emacsでの関数名

rrb-rename-class-variable

機能

クラス変数名を変更する。

指定するパラメータ

注意

指定したクラスのスーパークラスで同じ名前のクラス変数を使って いる場合は、そのクラスのサブクラスすべてで変数が変更される。

グローバル変数名の変更

emacsでの関数名

rrb-rename-global-variable

機能

グローバル変数名を変更する。

指定するパラメータ

注意

とくになし

定数名の変更

emacsでの関数名

rrb-rename-constant

機能

定数の名前を変更する。

指定するパラメータ

注意

とくになし

クラス名の変更

emacsでの関数名

rrb-rename-class

機能

クラスの名前を変更する。

指定するパラメータ

注意

定数名の変更と実質的に同じ、補完にクラス名しか現われないことのみ異なる。

メソッド名の変更

emacsでの関数名

rrb-rename-method

機能

メソッド名を変更する。

指定するパラメータ

注意

指定したクラスのスーパークラスで指定したメソッドを定義、もしくは呼び出し していれば、そのクラスも影響を受ける。

基本的にメソッド呼び出しのほうはself省略のメソッド呼びだしのみ変更 される。

メソッド名の大域的変更

emacsでの関数名

rrb-rename-method-all

機能

メソッド名を変更する。

指定するパラメータ

注意

指定した名前のメソッドの定義および呼び出しをすべて置換する。

メソッドの抽出

emacsでの関数名

rrb-extract-method

機能

あるメソッドの一部を別のメソッドとして抽出する

指定するパラメータ

注意

抽出する範囲は行単位でしか見ないので、指定したリージョンは適当に行単位 に解釈される。

抽出したメソッドは抽出されたメソッドのすぐ上に置かれる。

スーパークラスの抽出

emacsでの関数名

rrb-extract-superclass

機能

共通したスーパークラスを持つ複数のクラスを指定して、それらの新しい スーパークラスを作る。

指定するパラメータ

注意

カーソルのある行は空白行でなくてはならない。

メソッドのスーパークラスへの引き上げ

emacsでの関数名

rrb-pullup-method

機能

指定したメソッドを指定したスーパークラスへ移動する

指定するパラメータ

注意

カーソルのある行は空白行でなくてはならない。

メソッドのサブクラスへの引き下げ

emacsでの関数名

rrb-pullup-method

機能

指定したメソッドを指定したサブクラスへ移動する

指定するパラメータ

注意

カーソルのある行は空白行でなくてはならない。