[KMC]

もぐらプロジェクト

PPP over SSH client for Windows

What's new

  • セキュリティ・アップデート(Security Update)
  • PPPoverSSHTools で使用している plink.exe (PuTTY ベースのツール)に重大なセキュリティホールが見つかりました。接続しにきた PuTTY 系クライアント(plink.exe も含まれます)上でサーバが任意のコードを実行できる、というものです。
    修正版 plink.exe (0.55) を含む新しいパッケージをリリースしましたので、早急にアップデートすることを奨励します。
    最新のパッケージおよび、置き換え用の plink.exe は、download ページにあります。
(Aug 17, 2004)
(Apr 12, 2004)

概要

UNIX をサーバ、Windows をクライアントとして、VPN(Virtual Private Network) を構築し、無線 LAN 上、あるいは、インターネット上に安全な通信路を確保するのがこのプロジェクトの目的です。


現在、VPN ソリューションは多数ありますが、セキュリティ、活用できる状況、導入コストを考慮した場合、当プロジェクトでは、VPN のプロトコルとして PPP over SSH が最適であると判断しました。 PPP over SSH は、UNIX 間の VPN ではよく用いられていますが、従来 Windows 用のサーバ・クライアントはありませんでした。


当プロジェクトでは、Windows 2000/XP でクライアントとして使える PPP over SSH のドライバ及びアプリケーションを作成し、無償で公開しています。


サーバについては、通常の UNIX 間 VPN で用いる設定さえしてあれば、そのまま使えます。(ログインシェルとして、pppd が起動する方式で設定されていることが条件になります。)サーバの設定マニュアルについては、ドキュメントを参照してください。


このプロジェクトは、IPA(情報処理振興事業協会)平成 14 年度「未踏ソフトウエア創造事業」において「異なる環境間における安全な通信路の構築」として採択されています。 その成果物をここで公開しています。