[KMC]

もぐらプロジェクト

PPP over SSH client for Windows

現在の制限事項

現在、判明している制限事項は、以下の通りです。他にも不具合があるかもしれません。

  • Ver.0.3-pre2 (Driver 0.8.4, Service 0.8)
    • SSH 接続時に Server の foot print を確認できません。現状では、常に Server を信用します。

      -> 偽のサーバに誘導されても判別できません。

    • ローカルに保存される SSH の秘密鍵に passphrase を設定することが出来ません。

      -> 秘密鍵がクライアントマシンから盗まれた場合、サーバに接続されてしまう可能性があります。PPP レベルの認証を加えることにより、接続される可能性を下げることが出来ます。
    • サスペンド/ハイバネーション時に正常に動作しないことがあります。(対応が不完全)

    • 現在のバージョンでは、Windows 95/98/Me に対応していません。

    • ドキュメントが旧バージョンのものしかありません。

  • Ver.0.1 (Driver 0.8.3, Service 0.6)
    • SSH 接続時に Server の foot print を確認できません。現状では、常に Server を信用します。

      -> 偽のサーバに誘導されても判別できません。ただし、現状では公開鍵・秘密鍵の鍵ペアによる認証以外サポートしていないため、本来のサーバの authorized_keys が盗まれていない限りは、偽のサーバに接続することはないと考えられます。

    • ローカルに保存される SSH の秘密鍵に passphrase を設定することが出来ません。

      -> 秘密鍵がクライアントマシンから盗まれた場合、サーバに接続されてしまう可能性があります。PPP レベルの認証を加えることにより、接続される可能性を下げることが出来ます。
    • 2 つ以上のプロセッサ(HyperThreading を使っている場合も該当します)を搭載したマシンでは、接続の終了時にマシンがフリーズすることがあります。

    • サスペンド/ハイバネーションに対応できていません。PPP over SSH サービスアプリケーションが開始された状態でサスペンド/ハイバネーションを行うと、レジュームしたあと、動作しなくなります。(この場合、[コントロールパネル] - [管理ツール] - [サービス] で、[拡張] の [PPP over SSH Service] を選んで、[サービスの再起動] を行うことにより、動作は可能です。)

    • 現在のバージョンでは、Windows 95/98/Me に対応していません。

    • ドキュメントが不足しています。

これらの問題点は、今後改善する予定です。